グローバル事業

プログラムの詳細

プログラム一覧

2025年度
派遣時期 プログラム 派遣国 派遣期間 対象  費用
 夏期 タイ留学 タイ 2週間 2-3年生 15万円程度
 夏期 フィリピン留学 フィリピン 2週間 2-3年生 20万円程度
 夏期 Future Innovators Program (FIP) アメリカ 2週間 18歳以上 35万円程度
 夏期 日本語ブリッジプロジェクト インドネシア 2週間以上  4年生以上 25万円程度
 夏期 ISCALE2025 マレーシア 2週間 4年生以上 20万円程度
 冬期 日タイサイエンスフェア タイ 1週間 3-4年生 25万円程度
 春期 Overseas Community Project (OCP) カンボジア 2週間 2-4年生 25万円程度
 ※OCPは5月に選考を行い、前期より活動を開始します。
 ※OCP以外の春期海外研修については、プログラムが決まり次第お知らせします。

タイ留学

 チュラポーン王女サイエンスハイスクール(PCSHS)は、タイ国内12の地域に設置されている男女共学の全寮制の中高一貫校で、派遣先のトラン校はタイ南部に位置しています。
 本研修は、トラン校で学生寮に滞在しタイの生徒と寝食を共にしながら現地の高校生活を体験します。バディと授業や課外活動に参加しながらタイの高校生活を肌で体感できるプログラムです。普段の授業・活動だけでなく、地域の小学校でのワークショップ企画・実施、ホームステイなど、タイ南部の文化に触れる貴重な機会です。異文化体験を通して、国際的な視野を広げます。

フィリピン留学

 本研修の派遣先は、フィリピン随一の私立大学であるデ・ラ・サール大学(DLSU=De La Salle University)です。LagunaとManilaの両キャンパスに各1週間滞在します。本研修では、DLSUの生徒がバディとして配置され、通常授業への参加だけではなく、文化・史跡巡り、貧困層や先住民のコミュニティ支援活動、食文化ツアーなど多彩な活動を通して、フィリピンの社会や文化を深く理解することを目的としています。DLSUとは双方向の学生交流を行っており、4月に2週間本校に滞在するDLSU生徒が、9月にフィリピン留学に参加する本校学生のバディとなるため、学生同士の絆がとても深まるのが特徴です。

Future Innovators Program (FIP)

 留学先はアメリカ合衆国シリコンバレー。起業家等が集まるDraper Universityを拠点に、学生が独自イベント(文化交流・技術系デモ)を企画・運営します。また、TrackPoint発明者による特別講義&スタンフォード大学ツアー、GoogleやApple等訪問し最先端技術に触れます。余白時間を有効に使う自己主導学習が求められます。

日本語ブリッジプロジェクト

 協定校であるディポネゴロ大学において、現地学生とキャンパスライフを送りながら、日本語で互いの文化を発信・体感し、多様性を学びます。工学部でのインターンシップで専門性を高め、グローバルな視点から自身の専門分野を捉えることを目指します。日本語学科の学生との国際共修で異文化理解を深化。日本語を専攻する学生の授業や学外研修旅行に参加し、文化的かつ学術的な交流を行います。主体的に学び、グローバルな視野と専門性を育みます。

ISCALE2025

 ISCALE2025(International Sustainable Coastal and Environmental Leadership Programme 2025)は、マレーシアのマラ工科大学が主催する持続可能な沿岸環境リーダーシップ育成を目的とする留学プログラムです。マングローブ探検、文化交流、SDGs関連ワークショップなど、科学的データと文化理解に基づいた実践的活動を通じて、地球規模の環境問題に取り組む人材育成を目指す2週間のプログラムとなります。

日タイサイエンスフェア

 日タイサイエンスフェアとは、タイのPrincess Chulabhorn Science High Schoolがホスト校となり、タイと日本のKOSEN学生が科学技術に関する交流を行います。参加学生は現地でバディのサポートを受けながら生活を共にし、日本で準備した科学技術分野における研究成果を発表し、日タイ学生間の緊密な協力関係を構築します。

Overseas Community Project

 Overseas Community Project(OCP)は、カンボジアで開発途上国の現状を学修するとともに、現地住民の方へボランティア支援を行います。現地パートナーとして、シンガポールのテマセクポリテクニックの学生と協働し活動を進めるのが特徴です。

 専門性を活かせる小学校建設(水道を引く、外壁を塗る、タイル貼りなど)の傍ら、小学生に英語を教えたり、スポーツ交流をしたりなど、現地の小学生との心の触れ合いも体験します。現地住民への寄付支援活動や、HIV感染者が隔離されている村落訪問、ゴミ集積場の見学など、地球的課題について学生同士議論する場も設けられます。