三つのポリシー
ディプロマ・ポリシー
カリキュラム・ポリシー
以下に示す分野横断的能力、基礎的能力、専門的能力を修得するため、独立行政法人国立高等専門学校機構が定めたモデルコアカリキュラムに基づき、各学科の教育課程を編成しています。学生が学習方法を理解しやすいように、学習内容と成績評価方法を記したシラバスを公開し、また、各科目の関連や学習過程を理解しやすいように、教育課程表とカリキュラムマップを公開しています。
各科目の成績は、講義科目では主に定期試験と平常成績(平常の試験、演習報告、取り組み等)を総合的に評価し、実験・実習等の科目ではレポート・発表・制作物等により評価します。なお、成績評価は100点法または合否により行い、100点法においては60点以上、合否においては「合」の評価をもって単位を認定します。
1年次には主体的な学習方法およびグループワークの進め方を学び、2年次から4年次までは、コミュニケーション能力、協働能力、課題発見から問題解決までのプロセスを修得し、社会に貢献できるように、学年学科横断型PBL科目を開講しています。機械工学実験や工作実習などではグループワークやレポート作成などの機会を設けています。
自然科学の基礎知識を修得するため、数学およびサイエンスを開講し、文化・社会科学の基礎知識を修得するため、国語、英語、歴史を開講しています。機械工学の技術者に最低限必要なプログラミングや電気工学の基礎知識を学ぶための科目を開講しています。情報通信技術(ICT)を学ぶため、情報系科目を開講しています。グローバル社会に必要な異文化対応能力を身に付けるため、英語、中国語などの語学系科目や異文化理解を深める科目を開講しています。
機械工学の基礎を学ぶため、1年次より工作実習(4年次まで)、設計製図(5年次まで)を開講し、設計や生産の基礎を学びます。3年次、4年次は機械工学で重要な4力学(材料力学、流体力学、熱力学、機械力学)を中心に学び、さらに機械工学実験を通して、それらの知識をより深めます。5年次には4力学だけでなく自動制御なども学ぶとともに、それまで学んだ知識を活用して卒業研究に取り組みます。
アドミッション・ポリシー(入学生)
ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーに基づき、どのように入学者を受け入れるかを定める方針です。
自由な校風のなかで夢を育み、将来を自ら切り拓いていこうとする意志を持った次のような学生の入学を期待しています。
- 技術者として活躍したいと強く希望を持っている人
- 総合的な基礎学力を持ち、理数系科目および英語に優れている人
- さまざまな実験や実習に周囲と協働して取り組める人
選抜方針は以下のとおりです。
・推薦選抜
中学校等を卒業見込みの者で、学業・人物とも優秀であることにより在籍する中学校等の長の推薦を受けた者に対し、推薦書及び中学校における調査書・特別活動等・グループワークの結果を総合的に評価することにより、本校での修学に必要な総合的な学力を有し、そのうち特に理数系科目および英語に優れ、さまざまな実験や実習に周囲と協働して主体的に取り組む意欲のある人を選抜します。
・学力選抜
中学校等を卒業(見込み含む)した者に対し、学力検査及び調査書を総合的に評価することにより、本校での修学に必要な総合的な学力を有し、そのうち特に数学および英語に優れている人を選抜します。
・帰国生徒特別選抜
中学校等を卒業(見込み含む)した者に対し、学力検査・作文・面接・調査書等を総合的に評価することにより、一定の海外経験を持ち、本校での修学に必要な総合的な学力および基礎的な日本語能力を有し、そのうち特に理数系科目および英語に優れている人を選抜します。
アドミッション・ポリシー(編入学生)
ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーに基づき、どのように入学者を受け入れるかを定める方針です。
自由な校風のなかで夢を育み、将来を自ら切り拓いていこうとする意志を持った次のような学生の入学を期待しています。
- 数学および英語に関して工学教育を受けるための必要な学力を有する人
- 専門的基礎学力に優れている人
- さまざまな実験や実習に周囲と協働して取り組める人
選抜方針は以下のとおりです。
工業高等学校又は、高等学校の工業に関する学科を卒業(見込み含む)した者で、学業・人物とも優秀であることにより出身の高等学校長の推薦を受けたものに対し、推薦書・学力試験(数学及び専門)・英語(TOEIC(IPテストを含む)スコア)・調査書・面接を総合的に評価することにより、本校での修学に必要な総合的な学力を有し、そのうち特に数学、英語、当該学科の専門科目に優れ、さまざまな実験や実習に周囲と協働して主体的に取り組む意欲のある人を選抜します。